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研究開発だより

免疫調節機能(SPSのTh1/Th3バランス改善効果)

In vivoでのマウス腹腔マクロファージの活性化

SPSを2週間経口投与したBALB/cAマウスからマクロファージを採取し、72時間培養後の上清中のグルコースを定量しました。
SPSの投与によりグルコース消費が有意に増加したことから、SPSにはマクロファージを活性化する免疫賦活作用があることがわかります。

※マクロファージは白血球の仲間で、初期免疫応答の中心的役割を担っています。マクロファージは、体内に侵入してきた病原菌や花粉などの抗原を攻撃し除去します。同時に、抗原の情報を別の免疫細胞に伝え、情報をもらった免疫細胞はその情報を元に抗原を攻撃します。

In vivoでのマウス脾臓細胞のサイトカイン産生(Th1/Th3=IFN-γ/IL-4)

SPSを2週間経口投与したBALB/cAマウスから脾臓細胞を採取し、48時間培養後の上清中のサイトカインを定量しました。
SPSの投与によりTh1/Th3バランスが有意に増加したことから、SPSにはTh1/Th3バランスをTh1有意に改善する体質改善効果があることがわかります。

本研究の一部は、「平成17年度民間結集型アグリビジネス創出技術開発事業課題(農林水産省)」として実施したものです。