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会社情報

品質への取り組み

  • 品質管理体制
  • 良質の原料
  • 独自の製法技術
  • しょうゆの製造工程

【徹底した品質管理体制】

旬のおいしさを一年中お届けします。

かつては「春に仕込んで秋に搾る」のが龍野の淡口しょうゆの伝統的な製法でしたが、技術の進歩と絶え間ない研究の積み重ねにより、現在では季節を問わずいつもおいしい品質の商品をお客様にお届けできるようになりました。
ヒガシマル醤油では、「いつもおいしいしょうゆ」をお届けするため、原料の仕入れ量や温度などの生産条件に配慮しながら、生産工程の綿密な管理を行っています。
同時に、「安心して食べていただけるものこそ良い商品である」という考え方から、原料や生産面での安全性確保、工場内の衛生管理、社員のモラル向上にも努めています。

【大切なお客様のために~安全性について~】

工場内の衛生管理

工場内を清潔に保つために、考えられるすべてのことを実施しています。例えば、機械や什器の洗浄。作業を終えるたびに高圧の水流や温水を使い、徹底的に洗浄します。常に新鮮な原料だけを使って生産するためには、洗浄することも大切な業務なのです。
その他、衛生管理のために下記の項目を実施しています。

  • 液体商品の無菌充填室化
  • 工場入口ドアの二重構造化
  • ゴミを工場内に持ち込まないようにするために、入口でのローラークリーナー使用
  • 工場へ入る際の靴履き替え など

熱殺菌処理

しょうゆには16~18%の食塩が含まれるため、もともと殺菌力には優れています。しかし、安全性を高めるため熱殺菌処理を施します。

【すべてはおいしさのために~生産管理について~】

淡口しょうゆの命は、「色のうすさ」と「素材の味を生かす、ほどよい風味」です。その色のうすさを守るために、とても繊細な気遣いと手間ひまが必要です。「色を抑えながらも、いかに上手く発酵させるか。」そのために、長年の経験を活かしながら、徹底した生産管理を行っています。

温度管理

昔のしょうゆづくりは、春に仕込んで秋まで醸造するという時間のかかる作業でしたが、現在では温度調整が可能になり、年間を通していつでも醸造ができるようになりました。それだけに各工程の温度管理は重要です。さらに、淡口しょうゆは温度が高すぎると色が濃くなるという特性があるため、温度を上げずにじっくりと発酵させることができる管理方法も確立しました。

色のための工程管理

酸素もまた、しょうゆの色を濃くする要因です。生産段階でできるだけ酸素に触れさせないように配慮しています。

微生物の管理

しょうゆの品質に大きく影響する、麹菌・酵母・乳酸菌。いつもと同じ麹と醤油をつくるため、これらの微生物は大切に管理・保管しています。

しょうゆ業界初のISO9001取得

ヒガシマル醤油は、国際規格である厳しい品質マネジメントシステム「ISO9001」を1999年に取得しています。しょうゆ業界としては国内初、食品業界でもまだ少ないこのシステムの認証取得にあえてチャレンジしたのです。