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会社情報

品質への取り組み

  • 品質管理体制
  • 良質の原料
  • 独自の製法技術
  • しょうゆの製造工程

それぞれの工程を紹介します。

原料を厳選する

しょうゆの原料は、大豆・小麦・塩ですが、淡口しょうゆはそこに米が加わります。これらの原料は、安全で品質の良いものだけを厳選して使用します。

各原料の下処理をする

各原料を微生物が働きやすいように、炒ったり蒸したりします。

大豆:連続蒸煮装置やわらかく蒸します

小麦:麦炒機こがさないように炒ることがポイントです ⇒ 小麦割砕機:粗めに挽きわります

塩:水と合わせて、仕込み用の塩水を造ります

米:龍野発祥の伝統的な淡口しょうゆは米を特別に醸造原料に使用することが大きな特長です。

麹(こうじ)を造る

蒸した大豆と挽き割った小麦を混合し、そこに種麹を加えて麹を造ります。3日間にわたって、適度な温度と湿度を保った風を送り込み、麹ができあがります。この色がつきにくいヒガシマル醤油固有の麹が、上質な淡口しょうゆには欠かせないものなのです。

もろみを造る

麹に塩水を加え、発酵をコントロールするタンクで、約半年間発酵・熟成させます。塩水の温度は春先の気温に設定、タンクの中は春から夏、秋から冬へと温度変化させていきます。こうして温度を変化させることで、タンクの中で擬似的に季節を経過させているのです。

もろみを搾る

もろみを搾って生じょうゆを取ります。長さ1320mの布を縦3つに折り曲げ、その間にもろみを入れて、2m間隔で幾重にも折り重ねていきます。そこに上から少しずつ圧力を加えていくと、しょうゆが搾り出されます。

殺菌する

高温で加熱することで、微生物の殺菌、オリの発生を促し、香り付けのために火入れを行います。

ろ過する

不溶性たんぱく質などの除去のため、ろ過します。

検査する

色・味・香りなどを厳しくチェックし、安定した品質であるかどうかを確認します。

ペットボトルに詰める

安全に、衛生的に自動化された機械でペットボトル詰めされます。ペットボトルは充填直前に空気洗浄され、しょうゆを詰める部屋は完全に無人化されています。

出荷する

おいしいしょうゆをみなさまにお届けします。

※全工程でひとつの作業が終わるたびに、人の目で確認しながら洗浄作業を行っています。