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研究開発だより

SPSの中性脂肪低減作用の学術データ

中性脂肪値を低下させたSPSの臨床試験結果

長期的な中性脂肪の変化(中性脂肪値が高めの人)

空腹時の中性脂肪値が150~400mg/dlで腹囲が85~110cmのメタボリックシンドロームの成人男性が対象。SPSは300mgを朝夕2回、4週間摂取。2週間ごとの血液中の中性脂肪値を測定しました。

脂肪吸収を抑制したSPSの臨床試験結果

食後の中性脂肪の変化(中性脂肪値が正常の人)

空腹時の中性脂肪値が150mg/dl未満で中性脂肪値が正常範囲の成人男性が対象。SPSは300mgを朝夕2回、15日間摂取。試験当日(15日目)の昼食に高脂肪食(ハンバーガー大2個、フライドポテト大1個、コーラLサイズ・総脂肪量90.7g)を完食し、食後の血液中の中性脂肪値を測定しました。

本研究の一部は、「平成17、18、19年度産学官連携による食料産業等活性化のための新技術開発事業(農林水産省)」として実施したものです。

中性脂肪とは

中性脂肪は、血液中の脂質の一種。食事に含まれる脂肪を摂り過ぎると、食後の中性脂肪値が高くなります。この中性脂肪は、十分に体を動かしてエネルギー源として消費すれば問題ないのですが、運動不足などで消費が不十分な場合には内臓脂肪として蓄積されたり、血液中に残ります。血液中の中性脂肪値が150mg/dl※1を超えると脂質異常症と呼ばれ、動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳梗塞など、血管系の病気が起きやすくなります。
※1 正常値は空腹時に40~149mg/dl